序 章  はじめに

 1ある会社での出来事

        Case1  一人の社員の“遅刻”から生じた職場規律の乱れ

 2労働トラブル増加時代と職場規律の乱れ

 

 1  今、職場が危ない 〜職場規律の実態〜 

 1職場規律の実態 〜事例紹介〜

        Case2    従業員が会社に無断で休んでしまう

        Case3    セクハラが発生してしまった 

        Case4    職場でいじめが起きている

        Case5    従業員が挨拶をしない

        Case6    馴れ馴れしい態度や言葉遣いをする従業員とそれを許す上司

        Case7    従業員が業務を二の次にして、わがままな要求を繰り返す

 2非正規雇用者の労務管理

1非正規雇用者の増加と軽視されてきた労務管理

2重要性の増す非正規雇用者の労務管理

3職場規律の乱れの分類

1職場規律の乱れの分類

2職場規律の乱れの拡大パターン

4職場規律の乱れが引き起こす影響

5職場の規律が乱れる、その要因

 1「従業員」と「企業・管理職」との認識のギャップ

 2企業や管理職の職場規律の乱れに対する軽視

6裁判例から読む 企業や管理職の職場管理の心得

1企業秩序維持の法的根拠

2企業の懲戒処分根拠

 

第2章  職場規律の改善の方法  

1職場規律を改善するための前提条件

1経営者や管理職自身の姿勢

2企業としての姿勢

2問題従業員への従来の対応

3職場規律の改善ツール「職場のルールブック」

 1職場のルールブックとその特徴

2職場のルールブックの位置付け

4さまざまな形の職場のルールブック

1基本ルール周知徹底型

2禁止事項徹底型

3接遇・期待行動周知型

4役割確認型

5ハラスメント防止型

6パートタイマーへの周知型

7派遣社員への周知型

8企業理念周知型

9その他

 

第3章  職場のルールブックの作成・活用方法 

1職場のルールブックの作成方法

1作成時の視点

2作成時の留意点

2職場のルールブックの活用方法

1 職場での指導教育の根拠や基準として活用

2 入社時の教育研修に活用

3朝礼などでの活用

4人事評価制度の評価項目として活用

5採用面接で活用

3周知の方法

1管理職への周知徹底

2従業員へのルールブックの配付

3従業員への周知と教育

4ルール履行の確認

5守られていない場合の対応

6定期的な改定による職場規律のレベルアップ

7大熊社労士と作る『職場のルールブック』導入事例

 

第4章  職場の規律を守るための就業規則と職場のルールブック

1就業規則の役割

1就業規則

2就業規則の内容=労働契約

3会社の命令権・懲戒権の根拠

2職場のルールブックと就業規則との関係

3職場の規律を守る就業規則

1「服務」「懲戒(制裁)」規定の役割と必要性

2懲戒(制裁)処分の手順

4「服務」「懲戒(制裁)」規定の定め方

服務規定例           

懲戒規定例

5関連規程や書式等の整備

懲戒手続規程例

 

第5章  職場規律改善の仕組みづくり 

1管理職の十分な指導管理能力の獲得

2注意指導のポイント

1注意指導の基本

2懲戒(制裁)処分の留意事項

3管理職をフォローする体制づくり

1管理職への支援

2人事部からの後方支援を受けるための管理職の心得

4まとめ 〜規律正しい職場を取り戻すために〜

 

資料編T  職場のルールブックのサンプル資料 

1職場のルールブックのメニュー

2職場のルールブックのサンプル集

1基本行動の徹底

2伝えておきたい遅刻・早退・欠勤時の取扱い

3伝えておきたい休日出勤についての会社の考え

4従業員に徹底しておきたい健康管理に関すること

5就業規則等に定められた遵守事項の明示

6入社時に教育したことの再徹底

7最低限の社会人としてのマナー周知

8従業員に求めること(報連相、ヒヤリ・ハット報告)

9対応基準・レベルの明示

10アピールしたい福利厚生制度

11従業員へ知らせておく必要のある社内の取扱い

12各規程で定められた内容の一元化

13伝えておきたい退職に関すること

14早めに伝えておきたい定年後の雇用の取扱い

15必ず伝えておきたい懲戒に関する事項

3書式・規程サンプル資料

 

資料編U  参考資料 

職場におけるセクシュアルハラスメント対策について

パートタイム労働法の概要

脳・心臓疾患の認定基準の改正について

過重労働による健康障害防止のための総合対策について