第1章 クレーム対応・処理の基礎 ①基本プロセス
1 クレームに対処する際に心がけておくべきこと…4
2 クレーム対応・処理の基本プロセス…6
3 悪質クレーマーへの対応…9
Q&A Q1 電子メールによるクレーム対応・処理のポイント 12
Q2 クレーム対応・処理担当者のメンタルヘルス 17
Q3 悪質クレーマーに対する対応 20
Q4 反社会的勢力に対する対応 26
Q5 反社会的勢力に対する基本方針 30
Q6 暴力団排除条項 32
Q7 インターネットによる誹謗中傷・名誉毀損への対応 36
第2章 クレーム対応・処理の基礎 ②初期対応
1 クレームの内容を正確に把握する…44
2 不満・苦情に対して素直に謝罪する…47
3 今後のクレーム対応・処理のプロセスの概要を説明する…50
4 連絡ルールを明確にする…52
Q&A Q1 クレーム受付時の謝罪 54
Q2 顧客の感情を害さないためのポイント 57
Q3 クレーム対応・処理プロセスの説明方法 60
Q4 顧客からの質問や要求に対して回答する際のポイント 62
第3章 クレーム対応・処理の基礎 ③事実関係・原因の調査
1 クレームの事実・原因に関する調査を徹底的に行う…70
2 現場・現物主義に徹する…72
3 原因調査を実施する…76
4 調査結果を記録化し、保存する…78
5 顧客に調査結果を報告する…79
Q&A Q1 事実関係・原因の調査の進め方 81
Q2 調査結果を報告する際のポイント 84
Q3 訴訟に発展しやすいケースとそうでないケースの見分け方 86
第4章 クレーム対応・処理の基礎 ④解決案の策定
1 「法律上の責任」を検討する…92
2 「CSR」の視点から検討する…97
3 顧客の被った損害を算定する ①損害賠償の考え方…100
4 顧客の被った損害を算定する ②損害項目…102
5 顧客の被った損害を算定する ③損害額の算定方法・算定基準…106
6 顧客の被った損害を算定する ④積極損害の算定方法…108
7 顧客の被った損害を算定する ⑤消極損害(逸失利益)の算定方法…110
8 顧客の被った損害を算定する ⑥慰謝料の算定方法…117
9 賠償責任保険と損害賠償額との関係…120
Q&A Q1 損害賠償における相当因果関係 124
Q2 物的損害に対する慰謝料請求 127
Q3 休業損害の算定根拠 130
Q4 顧客の弁護士費用の填補 133
Q5 賠償責任を負担すべき事業者が複数いる場合 135
Q6 過失相殺 137
Q7 損益相殺 138
第5章 クレーム対応・処理の基礎 ⑤解決案の提示と交渉
1 “ネゴ代”を残して解決案を提示する…144
2 交渉ルールを明確にする…146
3 交渉担当者を明確にする…148
4 交渉の相手について確認する…150
5 交渉記録を正確に作成・保存する ①目的…153
6 交渉記録を正確に作成・保存する ②内容・作成方法…156
Q&A Q1 顧客が親族を交渉の代理人に選定した場合 158
Q2 交渉記録の内容・作成方法 161
Q3 交渉のコツ 163
Q4 調停手続の概要 166
Q5 訴訟手続の概要 170
Q6 裁判外の和解と裁判上の和解 174
第6章 クレーム対応・処理の基礎 ⑥和解契約書(示談書)の作成
1 書面作成の際のポイント…180
2 和解契約書条項例…183
Q&A Q1 合意後、顧客が書面の作成を拒絶する場合 190
Q2 会社の代表者名の書面を作成するように要求された場合 192
第7章 消費者庁創設で変わるクレーム対応・処理
1 消費者庁と消費者安全法 ①消費者庁・消費者委員会の役割…198
2 消費者庁と消費者安全法 ②消費者庁の設置で変わる企業対応…204
3 消費者庁と消費者安全法 ③消費者安全法の概要…206
4 クレーム対応・処理に関係する法律の概要 ①製造物責任法…213
5 クレーム対応・処理に関係する法律の概要 ②景品表示法…218
6 クレーム対応・処理に関係する法律の概要 ③消費生活用製品安全法…221
Q&A Q1 製造物責任法に基づく責任を負う事業者 229
Q2 製造物責任法における欠陥 231
Q3 景品表示法 233
Q4 製品事故情報報告・公表制度 236
第8章 リコール・マネジメント
1 誰がリコールを実施するべきか…242
2 どのような場合にリコールを実施するべきか…244
3 リコールの実施を検討するにあたっての判断要素…246
4 リコール実施体制の整備…250
5 リコール実施計画の作成・実施…257
6 消費者等に対する情報提供…260
7 リコール開始後のフォローアップ…264
Q&A Q1 原因調査とリコール 269
Q2 製品事故・クレーム情報の収集体制の整備 271
Q3 製品の販売経路、追跡情報の把握と個人情報保護法 273
Q4 リコールの最適な方法 275
Q5 新聞社告 277
Q6 ホームページでの情報提供・社告 280
Q7 緊急記者会見における留意点 282
第9章 クレーム対応・処理体制の構築・整備
1 クレーム対応・処理体制を構築・整備するためのポイント…290
2 クレーム対応・処理体制の文書化…293
3 クレーム対応・処理体制…296
4 クレーム対応・処理プロセスのモニタリングと継続的な是正・改善…298
Q&A Q1 クレーム対応・処理体制を整備する目的 300
Q2 顧客対応窓口の一元化 302
Q3 規程・業務マニュアルの内容 304
経営陣による顧客対応・苦情処理体制の構築・整備のためのチェックポイント…313
各管理責任者による顧客対応・苦情処理体制の構築・整備のためのチェックポイント…321