~iDeCoで注目集まるDC,企業にどうアプローチすべきか~(平成28年4月28日開催)
講師:菱田 雅生 氏(ライフアセットコンサルティング株式会社 代表取締役/CFP(R))
価格:1セット(テキスト+資料[21ページ]+DVD-ROM[約3時間])
(1) 一般 | (147)-1 | 15,000円 |
(2)『ビジネスガイド』 『SR』『社労士Ⅴ』定期購読会員 | (147)-2 | 12,000円 |
(3)『社労士情報サイト(SJS)』『税理士情報サイト(ZJS)』会員 | (147)-3 | 10,000円 |
講座のねらい
法律の改正を踏まえ、注目度が格段に高まっている確定拠出年金(DC)の基礎知識・メリットや導入時のポイント等について、約3時間で解説します!
昨年、確定拠出年金法が改正(6月3日公布)されました。主な改正事項は次の通りです。
<平成29 年1月1日施行>
① 個人型確定拠出年金(個人型DC)の加入範囲拡大(第3号被保険者、企業年金加入者等)
<平成30 年1月1日施行>
② 確定拠出年金の拠出限度額の単位変更(月単位→年単位)
<公布日から2年以内に施行>
③「簡易型確定拠出年金制度」の創設(従業員100 人以下の中小企業が対象)
④ 個人型確定拠出年金への小規模事業主掛金納付制度の創設(同上)
⑤ 年金資産のポータビリティの拡充(確定給付企業年金→確定拠出年金)
確定拠出年金(DC)には税制優遇(節税効果)があるなど非常にメリットの大きい制度ではありますが、「DC は損をする可能性も高い」「制度がわかりづらく導入も面倒そうだ」「DC は大企業が導入するもので中小企業には関係がない」といった考え方(誤解)から導入に二の足を踏む経営者や実務担当者もまだまだ多いようです(また、従業員による誤解も非常に多い)。
今回の改正をきっかけとしてDC に対する関心が高まり、導入を検討する企業も増加していますが、導入にあたっては企業と加入者双方にとってのメリット・デメリットを正確に理解しておくことが重要です。そこで本セミナーでは企業の実務担当者や制度導入を支援する社会保険労務士の方を対象に、改正内容を踏まえたDC の基礎知識、節税効果の具体例、導入・運用にあたってのポイント、企業へのアプローチ方法等について解説しています。
講義の内容 (平成28年4月28日に行われたセミナーの動画が収録されています。)
Ⅰ.確定拠出年金(DC)の加入の種類と状況
Ⅱ.法改正を踏まえたDCの基本的な仕組み
Ⅲ.企業や加入者のメリット・デメリットとは?
Ⅳ.節税効果の具体例
Ⅴ.個人型DC(iDeCo)のメリットと注意点
Ⅵ.DCの資産運用の考え方