旅券の写しがなければ輸出免税とはならず
東京地裁令和4年1月21日判決
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輸出物品販売場を営む事業者が、外国人観光客向けに高級時計を販売し、輸出免税を適用した上で仕入税額控除をしていたところ、購入者の旅券の写しがないため輸出免税とは認められず、また買取先も虚偽が疑われるため仕入税額控除も認められないとして処分された。東京地裁は、旅券の写しと実質的に同等の書面があっても、旅券等の写しがない以上、消費税法の定める要件を満たしているとはいえない、などと判示して事業者の請求を棄却した。
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