二段階の組織再編成は法人税の不当減少とは認められず(PGM事件)
東京地裁令和6年9月27日判決
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ゴルフ場の運営等をする企業グループ内で、二段階に分けて合併が行われた結果、約58億円の未処理欠損金額が損金に算入された。課税庁は、この合併は法人税の負担を不当に減少させるものとして、組織再編成に係る行為・計算否認を行った。東京地裁は、二段階で組織再編成を行ったことは合理的な事業目的が十分に存在する上、何ら不自然なものではないと判断。組織再編成に係る行為・計算否認規定をめぐる争いとしては、初の納税者勝訴となった。
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