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税理士向けニュース記事

税の事件簿(平成30年5月14日~5月20日)

2018年05月22日
5月15日
●イベント企画会社社長を在宅起訴
東京地検特捜部は、東京都八王子市のイベント企画会社ジョインの前代表取締役・T氏(58)を脱税の罪で在宅起訴した。同社は、架空の経費を計上するなどの手口で、平成29年1月期までの3年間で所得を約2億2,000万円隠ぺいし、法人税約5,600万円を脱税したほか、消費税約3,400万円を過大に控除した疑い。

●相続税脱税の医師、初公判で起訴内容認める
相続税約1億1,700万円を脱税したとして起訴された愛媛県西条市の医師・S被告(68)の初公判が5月15日、松山地裁であった。S被告は平成25年から28年の4年間にわたり、母親名義の口座から50~90万円を何度も出金し、相続財産の隠ぺいを図っていた。初公判でS被告は起訴内容を認め、即日結審した。判決は6月28日言い渡しの予定。

5月17日
●三重のホテル経営会社、脱税で有罪判決
修繕費を架空計上するなどの手口で法人税約3,600万円を脱税したとして起訴されていた三重県伊勢市のホテル経営会社株式会社宝門及び代表者のH被告(79)に対する判決が、5月17日、津地裁であった。株式会社宝門に罰金900万円、H被告に懲役1年、執行猶予3年の判決。