平成30年6月18日~6月24日
6月18日
●スペイン国王の関係者が脱税で収監
スペインの元ハンドボール選手でスペイン国王の姉、クリスティナ王女の夫であるイニャキ・ウルダンガリン氏は、会長を務めていた非営利団体を通じた公的基金の不正取得による脱税で有罪判決を受け、6月18日に刑務所に収監された。
6月20日
●消費税転嫁法違反で2億3,000万円を支払勧告
公正取引委員会は6月20日、青森県のスーパーマーケッ「BENIYA」を展開する紅屋商事株式会社が、平成26年4月~平成30年3月の4年間に消費税転嫁法違反(買いたたき)により消費税を不当に安く計算したとして、未払い分約2億3,000万円の支払勧告を行った。
6月21日
●米最高裁、電子取引に係る小売売上税を州政府が徴収可能と判決
米国の最高裁は6月21日、電子取引に係る小売売上税を各州の政府が通販業者から徴収することができるとする判決を下した。これまで実質徴収免除となっていたネット通販の小売売上税が、今後は実店舗の所在州にかかわりなく、すべて課税対象となる。
●架空外注加工費計上による脱税で有罪判決
神戸地裁は6月21日、架空の外注加工費を計上する手口で法人税計約6,400万円を脱税した罪に問われていた兵庫県加古川市の配管工事会社、株式会社SIC及びジーアンドディ株式会社に罰金計1,500万円の判決を言い渡した。