日本税理士会連合会は7月26日の定期総会の席上、第41回「日税研究賞」受賞者の表彰を行った。受賞者は以下のとおり。

【研究者の部】
＜奨励賞＞　3点
荒木　知 氏（一橋大学大学院生）
「国際課税の規範実現に係るグローバル枠組み（法令出版・平成２９年５月発刊）」
伊藤恭彦 氏（名古屋市立大学教授）
「タックス・ジャスティス―税の政治哲学―（風行社・平成２９年５月発行）」
豊福実紀 氏（お茶の水女子大学助教）
「配偶者控除制度の変遷と政治的要因（『社会保障研究』第１巻第４号　国立社会保障・人口問題研究所・平成２９年３月発刊）」

【税理士の部】
＜選考委員会賞＞　3点
大藤雅子 氏（東京税理士会）
「財源としての個別消費税の有効性―2016年WHO要請から個別消費税の活用を考える―」
尾崎真司 氏（東京税理士会）
「個人の外貨建取引における為替差損益の所得認識―「経済的価値の流入」をメルクマークとした視点から考える―」
脇坂誠也 氏（東京税理士会）
「遺贈寄付を促進するための税制上の課題と提言―英国・米国の税制との比較を通して―」

【実務家の部】
＜入 選＞　1点
清水　亮 氏（国家公務員）
「所得税法５６条についての一考察―女性の社会進出に係る政府の取組を踏まえて―」
＜奨励賞＞　1点
安河内誠 氏（国家公務員）
「仮想通貨の税務上の取扱い―現状と課題―（税務大学校論叢８８号・平成２９年６月発刊）」

【一般の部】
該当者なし
関連サイト　http://www.jtri.or.jp/award/winner.php