10月10日
●消費税4,500万円脱税で不動産会社社長を起訴
東京地検特捜部は10月10日、東京都中央区の不動産仲介会社、ハイパイン株式会社のT被告(49)が、会社の売上を個人口座に入れるなどの手口で平成26年から28年までの3年間に消費税約4,500万円を脱税したとして起訴した。
10月11日
●3億8,000万円脱税でマグロ養殖会社社長に有罪判決
鹿児島地裁は10月11日、平成22年度の会社の所得を約11億円過少に申告し、法人税等計約3億8,000万円を脱税した罪に問われていた鹿児島県宇検村のマグロ養殖会社、日本マグロ資源研究所株式会社の実質的経営者、Y被告(74)に対し、懲役3年、執行猶予4年の有罪判決を言い渡した。同裁判では平成28年3月に鹿児島地裁が懲役3年、執行猶予4年の判決を言い渡していたが、福岡高裁宮崎支部が破棄、差し戻していた。
●6,300万円脱税で衣料品輸入会社、同社社長に有罪判決
神戸地裁は10月11日、売上げの一部を除外した帳簿を税理士に渡して平成27年、28年9月期の法人所得計約2億5,000万円を隠ぺいし、法人税等計約6,300万円を脱税した罪に問われていた尼崎市の衣料品輸入会社、有限会社ドマーニに対し罰金1,800万円、同社の社長(56)に対し、懲役1年、執行猶予3年の有罪判決を言い渡した。