11月13日
●太陽光発電業者、4,300万円脱税で告発
東京国税局は、太陽光発電業者の東北復興再生エネルギー株式会社とY社長（52）が、売電権の譲渡益約1億7,600万円を知人の会社の口座に入金するなどして隠ぺいし、法人税等約4,300万円を脱税したとして刑事告発した。

11月14日
●FX取引による所得脱税で住職を起訴
名古屋地検は、犬山市の常満寺住職・N氏（46）が、外国為替証拠金取引（FX取引）などで得た所得約2億2,000万円を申告せず、所得税約3,100万円を脱税したとして、所得税法違反の罪で起訴した。
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●建築工事会社、3,800万円脱税で告発
名古屋国税局は、名古屋市南区の建築工事会社、江川工業株式会社とE社長（40）が、架空の外注費を計上する手口で会社設立前を含む平成29年9月期までの2年間で約1億4,000万円の所得を隠ぺいし、法人税と所得税計約3,800万円を脱税したとして告発した。

●不動産仲介会社、2億円脱税で起訴
東京地検特捜部は、東京都文京区の不動産仲介会社、福三株式会社が、架空の支払手数料を計上する手口で平成26年3月期及び28年3月期の所得計約6億円を隠ぺいし、法人税・消費税等計約2億円を脱税したとして、同社を起訴し、同社のF社長（73）を在宅起訴した。

●金密輸額、過去最高額を記録
　財務省は11月14日、平成29事務年度の金密輸の処分件数が720件（前事務年度比1.5倍）、脱税額が15億円（同1.7倍）で、いずれも過去最高額であったと公表した。

11月15日
●建設用資材販売会社、5億円所得隠しで追徴
　名古屋国税局は、名古屋市中区の建設用資材販売会社、株式会社カテックスに対する税務調査で、同社が平成29年9月期までの7年間で売上げの一部を除外するなどの手口で約5億円の所得を隠ぺいしたとして更正処分・重加算税の賦課決定処分を行った。追徴税額は約2億円とみられる。
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