1月15日
●米グーグル日本法人、利益の一部をシンガポールに移転
東京国税局は、米グーグルの日本法人が平成27年12月期に、広告料をシンガポール法人に支払い、経費の8%を報酬として受け取る手法により税率が低いシンガポールに利益を移転、約35億円を申告漏れしたと指摘した。
●軽油引取税脱税で石油製品販売会社経営者に有罪判決
名古屋地裁は1月15日、名古屋市内の石油製品販売会社「レックス」の経営者、S容疑者(74)、O被告(55)が不正に軽油を販売し、軽油引取税計約2,600万円を脱税したとして、S
被告に懲役1年6か月(執行猶予4年)、O被告に懲役1年2か月(執行猶予4年)、法人としてのレックスに罰金300万円の判決を言い渡した。
関連記事 http://www.horei.co.jp/zjs/information/detail.html?t=Topics&id=2565 1月17日
●フェラーリの売却益1億円隠し告発
関東信越国税局は、埼玉県伊奈町の自動車用品販売会社、株式会社トワイスのK社長(53)が、平成27年2月期と平成29年2月期に、法人が所有していたフェラーリ2台を売却して利益を得たものの、売買契約書を偽造することにより約1億1,000万円の所得を脱税したとして、さいたま地検に告発した。
1月18日
●長野県の土木工事会社役員が1億円所得隠し
国税庁は、長野県小諸市の土木工事会社、株式会社土屋興業の取締役土Y氏(67)が、平成28年までの3年間に約1億円の所得を過少申告し、所得税約3,500万円を脱税したほか、法人の売上除外により平成28年8月期の所得約2,700万円を隠し、法人税約600万円を脱税した疑いで長野地検に告発した。