3月6日
●相続財産の金塊50キロを隠し申告漏れ
名古屋地検特捜部は、東京都北区の化粧品会社、株式会社イナータスの役員、Ｓ氏（79）が、平成28年に死去した夫から相続した54キロの金塊（約2億6,000万円相当）を申告せず、相続税約1億1,500万円を脱税したとして在宅起訴した。
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3月7日
●土木工事会社が4,900万円脱税で告発
東京国税局は、東京都国分寺市の土木工事会社、株式会社齋藤建設及びＫＳ設計株式会社が架空の経費を計上する手口で、平成27年～30年までの4年間に両社で計約2億1,500万円の所得を隠し、法人税計約4,900万円を脱税していたとして、両社と代表者のＳ氏（71）を東京地検に告発した。

3月8日
●砕石販売会社が9,900万円脱税で告発
関東信越国税局は、茨城県常総市の砕石販売会社、有限会社増田建材が架空の残土処理費を計上する手口で、平成26年～平成28年の3年間で計約3億1,200万円を隠ぺいし、法人税約7,800万円と消費税約2,100万円を脱税したとして、同社と代表者のＭ氏（49）を水戸地検に告発した。

●ウナギ卸売会社が1億円脱税で追徴課税
名古屋国税局は、静岡県湖西市のウナギ卸売会社、有限会社大一販売が、稚魚の仕入れを水増しするなどの手口で平成29年10月までに約1億円の所得を隠したと指摘した。同社はすでに重加算税を含め約4,000万円の追徴税額を支払ったとみられる。

3月9日
●仮想通貨換金で無登録業者が2億円脱税
東京国税局は、無登録で仮想通貨の換金を代行していた東京都港区の株式会社ＦＯＲＢＥＳが、平成30年5月期に約2億5,000万円の申告漏れをしていたと指摘した。同社は個人が保有する仮想通貨をブローカーを通じて取得し、これを正規の登録業者に売却することで手数料収入を得ていた。同社はすでに重加算税を含めて約1億円の追徴税額を納付したもよう。