4月5日
●劇場跡地の売却益申告漏れで不動産会社を告発
名古屋国税局は、平成25年に閉館した愛知県西尾市の劇場「西尾劇場」を所有していた不動産会社、株式会社西尾劇場が、平成26年に劇場跡地を売却し約2億6,000万円の利益を得ていたのに申告をせず、法人税約7,800万円を脱税したとして、同社と社長のK氏(78)、共謀者のO氏(47)を告発した。
●茨城県の歯科医が3億円所得隠し
関東信越国税局は、茨城県那珂市の歯科医師、T氏(48)が、平成28年までの3年間で歯の治療に使用する材料の費用や加工委託費を架空計上する手口で所得約3億円を隠蔽したとして水戸地検に告発した。
4月8日
●大阪の電気工事業者が1億2,400万円所得隠し
大阪国税局は、大阪市発注の電気工事をめぐる汚職事件で、電気工事を受注したアエルテクノス株式会社が、架空外注費を計上する手口で平成29年までの4年間に所得約1億2,400万円を隠蔽し、法人税等計約5,400万円を脱税したとして、同社と前社長のW氏(52)を大阪地検に告発した。