4月26日
●元国税査察官が虚偽有印公文書作成で在宅起訴
東京地検特捜部は、東京国税局査察部の元査察官（4月26日に懲戒免職）、Ｋ被告（33）が、妻名義のクレジットカードの情報を不正に入手する目的で東京国税局長名義の書類を作成したとして、虚偽有印公文書作成等の罪で在宅起訴した。

●美術品の買取会社が1億3,000万円脱税
名古屋国税局は、名古屋市の美術品の買取会社、株式会社アート買取協会と親会社の株式会社イスクラが、美術品の販売金額を低く装うことで計約5億7,000万円の所得を隠蔽し、法人税計約1億3,000万円を脱税したとして、2社と経営者のＫ氏（52）を名古屋地検に告発した。

5月10日
●「青汁王子」が初公判で脱税認める
「青汁王子」として知られる健康食品会社、株式会社メディアハーツのＭ社長（30）が平成27年9月期と平成29年9月期の2年間、架空の宣伝広告費を計上するなどの手口で法人税計約1億4,000万円及び消費税計約4,000万円を脱税したとして起訴された事件で、Ｍ被告は5月10日の初公判で起訴内容を認めた。
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5月12日
●貴金属販売会社創業者が66億円申告漏れ
東京国税局は、貴金属販売会社、株式会社ネットジャパンの創業者、Ｙ会長が平成24年に同社株式をタックスヘイブンの英領バージン諸島にある会社に売却したことに対し、タックスヘイブン税制を適用することで約66億円の申告漏れを指摘した。
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