信託契約を経由した土地の譲渡は優良住宅地特例の適用不可
大阪地裁平成30年3月9日判決
---------------------------------------------------------
土地の信託契約を締結後、受託法人が宅地の開発許可を受けて造成を行った。その後、信託受益権を他社に譲渡、優良住宅地の特例を適用しようとしたところ、所轄税務署から待ったがかかった。「土地を譲り受けた法人が開発許可を受けたわけではない」ため、同特例の適用を否認したのだ。納税者は「実質的に開発許可を受けた法人と評価できれば、特例を適用できる」と主張したが、裁判所は国側の主張に軍配を上げた。
---------------------------------------------------------
詳細は税理士情報サイトに有料会員登録の上、ご覧ください。
有料会員の方は、「税務判決・裁決例アーカイブ」をご覧ください。