6月19日
●ソフトバンクグループが4,200億円申告漏れ
東京国税局は、ソフトバンクグループが平成28年に約3兆3,000億円で買収した英国の企業アーム・ホールディングスの株式を、傘下の投資ファンド「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」に現物出資した際、株式の取得価額と譲渡価額との差額約1兆4,200億円を損失計上したものの、その約30%は損金計上できないとして、約4,200億円の申告漏れを指摘した。申告漏れ額としては過去最高。
6月24日
●中央出版の創業者一族が相続税130億円申告漏れ
名古屋国税局は、教育出版社の中央出版株式会社の創業者が平成26年に死去した際の相続税について、同社の親会社である中央出版ホールディングスの株式の評価は財産評価基本通達に拠ることができないとして、1株当たり18円と申告された株価を55円と認定。約130億円の申告漏れを指摘した。