8月6日
●ソフトクリームメーカーが10億円申告漏れ
大阪国税局は、ソフトクリームメーカーの日世株式会社が、中国の菓子製造子会社に対し製造マニュアル等を無償で提供することにより所得の一部を海外に移転したとして、平成29年までの3年間で約10億円の申告漏れをしたと指摘。過少申告加算税等を含む追徴税額は約2億円となった。
8月8日
●北海道ニセコの不動産取引で計6億円超の申告漏れ
札幌国税局は、約10件の国内外の不動産業者が、北海道ニセコ地区の別荘地等の譲渡所得を申告していないと指摘。計約6億円超の追徴課税を行った。
8月9日
●流山の不動産会社が1億3,000万円脱税で起訴
千葉地検は、千葉県流山市の不動産販売会社、株式会社ケイエスホームが、平成28年11月期に虚偽の業務委託契約書等を作成させて架空経費を計上する手口で所得約5億2,200万円を圧縮し、法人税約1億3,000万円を脱税したとして、同社とK社長(64)を起訴した。
関連記事
http://www.horei.co.jp/zjs/information/detail.html?t=Topics&id=2911
●関信局管内の税務署職員が脱税で懲戒免職
関東信越国税局は8月9日、埼玉県内の税務署職員(男性、50代)が、平成24年から平成30年分の所得税の確定申告で、太陽光発電による事業所得の必要経費を過大に計上するなどの手口で計約500万円を脱税したことが発覚したとして、同職員を懲戒免職にした。
●人材派遣業者が消費税2700万円脱税
名古屋国税局は、人材派遣業を営んでいたA氏(58)が、派遣先から預かった消費税を納税せず、平成29年までの3年間で計約2,700万円を脱税したとして名古屋地検に告発した。