9月11日
●学校法人の資金流出問題で大阪局調査開始
大阪国税局は、大阪府熊取町の学校法人明浄学院で、運営資金1億円が仮想通貨の取得に流用されたほか、土地売却の手付金21億円が所在不明となっているなどの問題を受けて、税務申告が適正だったかの調査を開始した(毎日新聞9月11日朝刊)。
9月12日
●1億7,000万円脱税の経営者に有罪判決
大分地裁委は9月12日、株式会社KCLの実質的経営者M1被告(70)と社長のM2被告(52)が滞納国税の差押えを免れるために約1億6,700万円の所得を隠していたとして起訴された事件で、M1被告に懲役1年6か月(執行猶予3年)と罰金80万円、M2被告に懲役1年(執行猶予3年)、法人としての同社に罰金80万円の有罪判決を言い渡した。
9月14日
●浄土宗が申告漏れで1,400万円追徴
大阪国税局は、京都市東山区の浄土宗(総本山:知恩院)が、特別職の任期満了に際し、再任された者にも退職手当を支払ったとして、申告漏れを指摘。約1,400万円の追徴課税が生じた。