1月29日
●10億円脱税の丸源ビル元社長、二審でも実刑判決
東京高裁は1月29日、約35億円の所得を隠ぺいし、法人税約10億6,000万円を脱税したとして平成25年3月に逮捕された「丸源ビル」の元代表取締役、川本源司郎被告（87）に対し、懲役4年、罰金2億4,000万円を言い渡した一審・東京地裁の実刑判決を支持する判決を下した。
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1月30日
●愛知県の寺院が1億円私的流用
名古屋国税局は、愛知県瀬戸市の定光寺の前住職（75）と子息の前副住職（46）が、寺に寄附された金銭のうち約1億1,000万円を私的に流用したとして、源泉徴収漏れを指摘した。追徴税額は重加算税を含め約4,000万円。

2月3日
●ウェブサイト制作会社が3,500万円脱税
東京国税局は、ウェブサイト制作会社の有限会社トップドッグが、架空外注費を計上するなどの手口で平成30年12月期までの2年間で約1億4,900万円の所得を隠蔽し、法人税約3,500万円を脱税したとして、同社と藤井英人社長（43）を東京地検に告発した。

2月4日
●工藤会トップ、二審でも実刑判決
福岡高裁は2月4日、特定危険指定暴力団、工藤会トップの野村悟被告（73）が上納金のうち約8億円を申告せず、所得税約3億2,000万円を脱税したとして所得税法違反の罪に問われていた裁判で、懲役3年と罰金8,000万円の実刑判決を下した一審・福岡地裁の判決を支持した。また、工藤会幹部の山中政吉被告（69）にも、懲役2年6か月の実刑判決を下した。
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