6月29日
●弁護士・会計士夫婦が8億円脱税で実刑判決
東京地裁は6月29日、弁護士のＫ1被告（78）と元妻の公認会計士、Ｋ2被告（69）が不動産取引で得た所得約8億円を脱税した罪に問われた事件で、取引は関係会社を介してはいるものの収益は個人に帰属するものであり、脱税額は極めて多額として、Ｋ1被告に懲役2年6か月と罰金2億円、Ｋ2被告に懲役1年6か月の実刑判決を言い渡した。本事件については平成26年に東京地裁が無罪判決を出していたが、その後高裁で逆転、最高裁で確定し、地裁に差し戻されたもの。