11月25日
●運送会社経営者が3,550万円脱税
神戸地検特別刑事部は、神戸市中央区の運送会社、ダイイチ興業株式会社の実質的経営者(75)が平成30年8月期までの3年間に、従業員から源泉徴収した所得税のうち約3,550万円を納付しなかったとして、所得税法違反の疑いで逮捕した。
11月26日
●日本ガイシ、移転価格税制に関する訴訟の判決について公表
日本ガイシ株式会社は11月26日、同社が東京地裁に提起していた移転価格税制に基づく更正処分及び過少申告加算税の賦課決定処分に対する取消訴訟について、更正処分等の概ね全てを取り消す旨の判決が言い渡されたことを公表した。
関連サイト
https://ssl4.eir-parts.net/doc/5333/tdnet/1909154/00.pdf
●不動産業者が4,500万円脱税
東京国税局査察部は、杉並区の不動産会社、株式会社IRISが取引先に架空の請求書を発行させるなどの手口で令和元年5月期までの3年間で約1億8,500万円の所得を隠蔽し、法人税約4,500万円を脱税したとして、同社と社長のS氏(37)を東京地検に告発した。
12月1日
●大阪国税局OBの元税理士が持続化給付金不正受給
大阪府東警察署は、大阪国税局OBの元税理士、Y容疑者(43)が顧問先の社員や税理士事務所職員に新型コロナウイルス対策の持続化給付金を不正受給させた上、報酬を受けていたとして、同氏と元税理士事務所従業員のI容疑者(35)を詐欺容疑で逮捕した。
12月8日
●太陽光発電で30億円所得隠し
福岡国税局及び東京国税局は、中国人経営の貿易会社、上海猛禽科技ほか5社が日本国内で運営する太陽光発電事業による所得約30億円を隠蔽していたと指摘。重加算税を含め約6億円を追徴課税した。