2月25日
●グループホーム運営会社が6,500万円脱税容疑
東京国税局査察部は、東京都、千葉県で認知症高齢者向けのグループホーム5か所を運営する有限会社アートアシスト及び特定非営利活動法人なかよしネット遊歩が、入居者からの利用料収入を売上から除外したり架空経費の計上を行う手口で、平成30年9月までの3年間に計約2億7,000万円の所得を隠し、法人税約6,500万円を脱税した疑いで、2社と代表のS氏(69)を千葉地検に告発した。
2月26日
●サンリオ、タックスヘイブン訴訟の判決について公表
株式会社サンリオは2月26日、同社の香港子会社がタックスヘイブン対策税制の適用除外要件を満たしていないとする東京国税局の課税処分に係る取消請求訴訟について、同社の請求を棄却する判決が同日にあったことを公表した。
関連サイト
https://ssl4.eir-parts.net/doc/8136/tdnet/1939518/00.pdf
3月1日
●鹿島元営業部長が復興事業を通じ脱税疑い
仙台国税局は、東日本大震災の復興事業を行う共同企業体(JV)の所長を務めていた大手ゼネコン鹿島建設株式会社の元営業部長が、複数の下請業者から多額の金銭を受け取っていたとして、所得税法違反の疑いで強制調査に入った。元営業部長は鹿島の社内規則に則り、既に懲戒解雇処分となっている。
関連サイト
https://www.kajima.co.jp/news/info/20210301.html