税理士報酬を支払う旨の黙示の合意があったと判示
東京地裁令和2年3月10日判決
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相続税の申告・納付に係る事務等を執り行った税理士がその報酬を請求したところ、一部の相続人から支払を拒否された。税理士が後継ぎとなる相続人にのみ与し、他の相続人に不利益を強いたことがその主な原因と思われるが、東京地裁は、税理士に対する委任契約は成立していたし、すべての相続人が報酬を支払う旨の黙示の合意がなされていたと判断した。ただし、税理士が行った個々の業務の対価性については個別に判断すべきとした。
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