7月7日
●電気工事会社が3,700万円脱税容疑
名古屋国税局は、鈴鹿市の電気工事会社、有限会社鈴鹿テクノがＭ代表（64）の自宅の工事費用や親族への資金提供等を架空外注費として計上し、平成30年12月期までの2年間で約1億1,200万円の所得を隠し、法人税等計約3,700万円を脱税した疑いがあるとして、同社とＭ代表及び妻のＫ取締役（64）を津地検に告発した。

7月9日
●「鬼滅の刃」制作会社が１億4,000万円脱税で起訴
東京地検特捜部は、人気アニメ「鬼滅の刃」の制作会社、ユーフォテーブル有限会社のＫ社長（51）が同社運営のカフェ、レストランの売上げに関する帳簿を改ざんさせ、平成27年、29年、30年の3年間で計約4億4,600万円を隠蔽、法人税等約1億4,000万円を脱税したとして、法人法違反の疑いで在宅起訴した。
関連サイト http://www.ufotable.com/release/0709.html

●不動産会社が1億円脱税で起訴
名古屋地検特捜部は、不動産会社ケーアイシーなど4社が架空の修繕費等を計上する手口で所得を隠ぺいし、平成30年までの3年間で計約1億円を脱税した疑いで、4社と実質的経営者のＧ氏ら2名を在宅起訴した。

●不動産会社が2億円脱税容疑
大阪国税局は、大阪市の不動産業、株式会社おおきにビルと関連会社6社が、不動産購入の際に建物の価額を水増しする手口で消費税の仕入税額を過大計上し、令和元年8月期までの4年間で約1億円を脱税・不正還付した疑いがあるとして、7社と実質的経営者のＵ氏（44）を大阪地検に告発した。

7月12日
●太陽光パネル販売会社が8億円無申告
東京地検特捜部は、太陽光パネル販売業の一般社団法人全国新エネルギー次世代設備施工協会が、令和元年3月期までの3年間で約8億円超の所得を申告せず、法人税等約2億600万円と消費税約8,900万円を脱税したとして、同協会と代表理事のＡ氏（58）を起訴した。

7月13日
●国税庁職員が飲み会参加でコロナ感染
国税庁は、課税部所属の職員7名が新型コロナウイルスに感染したと公表した。7名を含む14名が都内の飲み会に参加していた。