1月19日
●熊本県山都町、固定資産税の課税ミス20件
熊本県山都町は、平成27年度~令和2年度の固定資産税において、20件の課税ミスがあったと発表した。具体的には、家屋の確認漏れによる課税漏れ9件、所有権移転漏れによる別人への課税6件など。その総額は加算金や返還金を含め約285万円分で、うち約70万円は既に時効を迎えている。
1月20日
●所得税1億2,000万円脱税で個人事業主に有罪判決
山形地裁は、平成27年から3年分の所得税約1億2,200万円を脱税したとして所得税法違反の罪に問われていたT被告(71)に対し、懲役1年6か月、執行猶予3年、罰金3,000万円の有罪判決を言い渡した。被告は山形県長井市で建設業や不動産業を営む個人事業主で、確定申告において売上げの一部を除外する等していた。
1月25日
●社福設立の医師に所得税9億7,000万円の更正処分
広島国税局は、民事再生中の社会福祉法人サンフェニックス(広島県福山市)の経営権を平成28年に事実上売却した際の所得約20億円は個人所得に当たるとして、設立者の男性医師(72)に対し過少申告加算税を含む所得税約9億7,000万円の賦課決定処分を行った。医師は処分を不服とし、審査請求に及んでいる。