2月24日
●サザビーリーグ創業者・会長への追徴課税を全額取消し裁決
国税不服審判所は、多数のアパレル・服飾雑貨・生活雑貨・飲食等を展開する株式会社サザビーリーグ（東京都渋谷区）の創業者と取締役会長の資産管理会社が、東京国税局より事業承継に関連して約210億円の申告漏れがあったとしてなされた約80億円の課税処分を不服として行っていた審査請求について、原処分を違法として1月20日付の裁決で全額を取り消した。
　関連サイト　https://www.sazaby-league.co.jp/news/detail/20220224_szl_1/

●城陽市、源泉徴収票の記載ミス81件
京都府城陽市は、農業委員・選挙管理委員等に1月に送付した令和3年度分の源泉徴収票81枚に表示誤りがあったと発表した。職員のミスにより、昨年12月末の支払分を反映する前に印刷したため、支払金額欄と源泉徴収税額欄の記載が実際より少額となっていた。

2月25日
●鳥取市出資9法人の不適切財務事務を指摘
鳥取市包括外部監査人のＭ税理士は、市が出資する法人等の令和2年度財務事務を対象にした監査結果報告書を市長等に提出した。9法人について、補助金の過大受給・未返納や業務委託契約の手続き瑕疵等のずさんな事務処理26件を指摘する内容。

2月28日
●1億2,800万円脱税容疑でテーマパーク改修工事会社と社長を告発
東京国税局は、法人税・消費税等約1億2,800万円を脱税したとして、東京ディズニーリゾートのアトラクションの改修工事等を行う株式会社Ｋ．Ｇ（千葉市若葉区）とＫ社長（54）を法人税法違反等の容疑で千葉地検に告発した。下請先に虚偽の請求書を作成させ架空の外注加工費を計上し、令和2年7月までの2事業年度において所得約3億7,800万円を過少申告し約9,200万円を脱税したほか、消費税を過大に計上し約3,600万円を脱税した疑い。

●南足柄市、同姓同名の別人から市税誤徴収
神奈川県南足柄市は、市内在住某氏の固定資産税・都市計画税362万円余を別人から徴収していたと発表した。職員の誤入力により、南足柄市に不動産を所有する同姓同名の小田原市民から3年間にわたり口座引落しをしていたもの。