3月30日
●4,200万円脱税容疑でトンネル工事会社と前社長らを告発
東京国税局は、法人税等約4,200万円を脱税したとして、リニア中央新幹線や東京外環自動車道のトンネル工事等を行う株式会社江藤機工（神奈川県川崎市）と実質経営者のＴ前社長（50）、及び同社に経営コンサルティングを行っていた会社役員・Ｏ氏（48）を横浜地検に告発した。下請け会社の社員らに設立させた別会社に架空の外注費を振り込み、経費として計上後にキックバックさせる手口で、令和2年9月期までの3年間に約1億7,700万円の所得を隠したとみられる。

4月4日
●明石市長の課税額ツイート問題、百条委員会設置へ
兵庫県明石市の泉房穂市長（58）が、市内に工場がある川崎重工業株式会社（東京都港区、神戸市中央区）への課税額8年分を無許可でTwitterに投稿（現在は削除）した問題で、市議の一部が地方自治法100条に基づく調査特別委員会（百条委員会）の設置を提案した。7日の本会議で可決の見通し。

●みずほタックスヘイブン訴訟、最高裁へ
みずほ銀行がケイマンに設立した特別目的会社に係るタックスヘイブン対策税制適用をめぐる課税処分の取消しを求めた訴訟で、東京高裁（令和4年3月10日）にてみずほ銀行が逆転勝訴したことを受け、東京国税局側が上告したことがわかった。

4月5日
●捜索願の国税局職員、遺体で発見
4月2日午前7時30分頃、札幌市東区東雁来の工場の用水路でうつ伏せで浮いている状態で見つかった身元不明の遺体が、東京都に住む東京国税局職員の男性（49）と判明した。死因は溺死で、北海道警は誤って転落したとみている。男性は帰省中で、3月22日に捜索願が出されていた。