6月11日
●3,600万円不正還付容疑で貿易会社代表ら逮捕
岡山地検と広島国税局は合同で、消費税の還付金約3,640万円を不正に受けたとして、貿易会社のファーストライト株式会社(岡山市)の代表取締役・O容疑者(42、同市)と、取締役の男性(44、同市)を、消費税法違反の疑いで逮捕した。令和元年5月~令和2年4月の間、輸出した商品の仕入額を水増しして申告したもの。地検は認否を明らかにしていない。
6月13日
●國學院栃木で不適切会計
学校法人國學院大學栃木学園(栃木市)が、少なくとも2年にわたり、幼稚園・中学・高校・短大・寮から出た古紙・鉄くず等の売上金を収入に計上せず、不正な経理処理を行っていたと報道された。これら売上による現金約50万円は担当者が伝票冊子で管理し、業務上必要な備品や飲料の購入のため自由に使える費用としていたという。同事務局長は取材に対し「脱税の意図はない」「認識が甘かった」と話している。
●国外逃亡していた給付金詐取グループ主犯格を逮捕
警視庁少年事件課は、東京国税庁職員も所属する詐欺グループによる大規模給付金詐取事件で主犯格とみられる職業不詳・M容疑者(31)を、詐欺容疑で逮捕した。M容疑者は、グループで指示役だった容疑者2名が逮捕された直後の2月頃、ドバイに出国していた。容疑者は認否を留保している。
6月14日
●千葉税務署職員を痴漢容疑で逮捕
千葉県警千葉南署は、電車内で女性に痴漢行為をしたとして、千葉東税務署職員のM容疑者(30、千葉県東金市)を、県迷惑防止条例違反容疑で現行犯逮捕した。午後9時50分頃、JR外房線の鎌取駅から土気駅への区間で、隣に座っていた女性の太腿を触ったもの。被害者女性が容疑者の手を掴んで「痴漢です」と声を上げ、複数の乗客が集まって取り押さえ駅員に引き渡した。容疑者は当時、酒に酔っており、調べに対し容疑を認めているという。