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税理士向けニュース記事

税の事件簿(6月22日~6月28日)

2022年07月01日

6月23日
4,900万円脱税容疑でカシミヤ輸入卸会社と元税理士の社長を告発
東京国税局査察部は、消費税等約4,900万円を脱税したとして、カシミヤ製品輸入・卸売の株式会社オノダインターナショナル(東京都渋谷区)とK社長(54)を、消費税法違反等の疑いで東京地検に3月29日付で告発した。同社は大手百貨店の外商顧客から受注した1着20万円以上する高級カシミヤニットのカーディガン等をイタリアから輸入・販売し、令和2年8月までの3年間で約5億9,000万円の売上があったにもかかわらず、消費税の申告をしていなかった。K社長は既に期限後申告をし、納税も一部済ませたとしている。なお、K社長は会計事務所を運営する税理士でもあったが、告発直前の3月13日に廃業し、東京税理士会を退会していた。


消費税不正還付等の運送会社と会長に有罪判決
和歌山地裁は、消費税約2,450万円の還付を不正に受けたほか、消費税約1,900万円を脱税したとして消費税法違反等で起訴されていた、運送業のサンコー運輸株式会社(和歌山県岩出市)に対し罰金1,000万円、元社長のY会長(65)に対し懲役2年・執行猶予3年の判決を言い渡した。


6月24日
相次ぐ職員逮捕で東京国税局長を厳重注意処分
国税庁は、5~6月に東京国税局職員3人が相次いで逮捕されたことから、市川健太東京国税局長を厳重注意処分とした。高橋俊一国税庁人事課長は「誠に遺憾で深くおわびする」等とコメントしている。


富山大学附属病院、消費税を誤徴収
富山大学附属病院(富山市)は、非課税である出産のための入院費用5項目について、誤って消費税を徴収していたと発表した。誤徴収が確認できたのは、平成23年7月以降における出産入院時の院内用パジャマやおむつの使用料、新生児の聴覚検査料など。高岡市民病院による同様の発表(5月28日報道)を受けて確認したことで判明したもの。返金対象者には遅延損害金を加えた額を口座振込にて返金する。


6月27日
大規模給付金詐取の国税局職員を再逮捕
警視庁少年事件課は、大規模給付金詐取事件に関与し詐欺罪で起訴されている東京国税局
鶴見税務署職員・T被告(24)を、詐欺容疑で再逮捕した。容疑者は黙秘している。


妻への傷害で起訴の国税局職員を3度目の逮捕
警視庁小金井署は、妻への傷害罪で起訴されている、東京国税局の税務相談官・M容疑者(59)を、脅迫の疑いで再逮捕した。今年5月、入院中の妻に対し電話で「殺してやろうか」「心臓にナイフを突き刺してやる」などと脅した疑い。当時、妻はM容疑者による暴行で膵臓損傷・多発肋骨骨折等の大ケガを負っており、DVの疑いから病院は面会を制限していたが、容疑者は病室に複数回にわたって押し入ろうともしていたという。