7月21日
●給付金100万円詐欺容疑で税理士逮捕
千葉県警は、持続化給付金100万円を詐取したとして、Ｉ税理士（39、東京都目黒区）を詐欺容疑で逮捕した。知人2人（既に逮捕・起訴）が個人事業主を装っていると知りながら、架空の確定申告書等を作成した疑い。
7月22日
●銭高組に申告漏れ4億円指摘
大阪国税局は、土木・建築業の株式会社銭高組（東京都千代田区・大阪府大阪市、東証スタンダード上場。「銭」は金偏に戈2つ）に対し、令和3年3月期までの4年間で所得約4億円の申告漏れを指摘した。うち約4,500万円については、同社ほか2社によるＪＶが受注した兵庫県西宮市内の鉄道線路の立体交差工事において、同社現場所長（当時）の男性が下請会社に指示して外注費を水増し等して現金で受け取ったものであり、悪質な所得隠しとして重加算税の対象となった模様。追徴税額は1億円超とみられ、同社は既に修正申告を済ませたとしている。なお、同下請会社も、この現金分を含む約6,700万円を架空の会社への外注費と偽って計上したとして、申告漏れを指摘された。
●函館病院、消費税を誤徴収
市立函館病院（北海道函館市）で、本来は非課税である出産・妊娠時の入院中の費用の一部について、約30年にわたり消費税を誤徴収していたことがわかった。道内の別の病院で同様の誤徴収があったことを受け見直したところ判明したもの。
7月25日
●給付金200万円詐欺容疑で税理士逮捕
宮城県警は、持続化給付金200万円を詐取したとして、Ｎ税理士（36、東京都三鷹市）を詐欺容疑で逮捕した。令和2年8月、虚偽の申請書類を作成し、共犯者（既に逮捕）名義の口座に振り込ませた疑い。
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