無予告調査に理由の説明は必要なしと判断
東京地裁令和3年10月6日判決
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無予告での税務調査は国税通則法74条の10に規定する要件を満たしているか、またその場合、課税庁は納税者に対し無予告の理由を説明する義務があるか否かをめぐり、裁判で争われた。東京地裁は、法人の売上の一部が代表者名義の預金口座に入金されており、外部からは売上除外・法人への貸付による環流が推認される状況であったとして、無予告調査は妥当であったとした。また、無予告調査の場合、課税庁には納税者に対し理由を説明すべき義務はないと判断した。
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