●出資法違反容疑で税理士ら逮捕

広島県警生活環境課と佐伯署の合同捜査本部は、出資法違反（預かり金の禁止）の疑いで、無職・Ｔ容疑者（39、福岡県福岡市）、税理士・Ａ容疑者（74、広島県広島市）ら4人を逮捕した。令和2年5月～令和3年1月、いずれもＡ容疑者の顧客である広島県内の50～60代の男女5人に対し、元本保証と配当金の支払いを約束した上で、金銭の貸し借りを装って総額約6億7,000万円を集めた疑い。Ｔ容疑者がトレーダーを名乗る主犯で、他3容疑者が勧誘や説明を担っており、逮捕容疑の他にも20都府県で約240人から約40億円を集めていたとみられる。

11月14日

●確定申告データ放置の町職員を減給処分

岡山県和気町は、男性職員（50代）が約1年半にわたり住民の確定申告データ（149件）を未処理のまま放置したとして、職員を月給10分の1（3か月）の減給処分とした。

11月15日

●4,400万円脱税の疑いで人材派遣会社と代表を告発

東京国税局は、消費税約4,400万円を脱税した疑いで、貨物荷捌き業（物流倉庫等への人材派遣業）の株式会社レイテック・ジャパン（東京都大田区）とＮ社長（62）を、東京地検に告発した。同社は平成24年9月期以後確定申告せず、消費税の納付をしていなかった。管轄の大森税務署からの連絡には一度も応じず、無視や居留守を繰り返していたという。修正申告は既に済ませたとみられる。