輸出代行業者の仕入税額控除は不可と判断
東京地裁令和3年10月19日判決
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台湾の事業者との間で商品の輸出販売代行を行っていた業者が、輸出販売に係る消費税の還付申告を行い、還付額の大半を台湾事業者に還元する取引を行っていた。課税庁はこの取引について、代行業者の課税仕入れには該当しないとして仕入税額控除を否認。東京地裁は、輸出代行業者は消費税の還付手続きを代行していたものにすぎないと認定し、課税仕入れの主体が代行業者であったとは認められないと判断、課税処分を適法と認めた。
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