1月11日
●埼玉病院、出産入院の消費税誤徴収
独立行政法人国立病院機構・埼玉病院（埼玉県和光市）が、本来は非課税である出産・妊娠時の入院中の費用の一部について、消費税を誤徴収していたことがわかった。記録が残る平成25年以降で対象者は約2,800人、総額は約360万円。平成3年の消費税法改正時での人為的なミスによるもの。
1月12日
●1億円脱税で長崎の重機運搬会社と前社長に有罪判決
長崎地裁は、架空の外注費の計上等により約1億300万円を脱税したとして、法人税法違反等の罪に問われていた重量機器運搬業・株式会社弘進テック（長崎市）に罰金2,500万円、前社長・K被告（69）に懲役1年6か月・執行猶予3年の判決を言い渡した。
1月13日
●8,600万円脱税で和歌山の水道管工事会社と元社長に有罪判決
和歌山地裁は、架空の加工費の計上等により8,600万円余を脱税したとして、法人税法違反等の罪に問われていた、水道管等工事業の中村設備工業株式会社（和歌山市）に罰金2,000万円、元社長・N被告（45）に懲役1年6か月・執行猶予3年の判決を言い渡した。
●給付金詐欺を税理士に仲介した疑いで2名逮捕
沖縄県警は、共謀して持続化給付金を詐取したとして、自称建設作業員（26、神奈川県）と自称清掃作業員（35、那覇市、元暴力団員）を詐欺の疑いで逮捕した。両容疑者は詐欺罪で公判中の税理士・行政書士の被告らと不正受給の申請者とを繋ぐ仲介役を担い、手数料を受け取っていたとみられる。
1月16日
●固定資産税1億円めぐり集団訴訟報道
大阪市内の幹線道路である長居公園通沿いの土地16件の所有者らが、固定資産税等の過納分約1億円の返還を求め、市と集団訴訟を係争中と報じられた。
1月17日
●税理士に暴言・暴行の元税務署副署長を書類送検
奈良県警奈良西署は、大阪国税局の男性職員（50代）を、傷害と脅迫の容疑で奈良地検に書類送検した。男性は元奈良税務署副署長で、昨年9月12日に近畿税理士会奈良支部との懇親会にて女性税理士に暴言を吐き暴行を加え、異動・減給となっていた。
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