再保険契約をめぐるCFC税制の適用判断で逆転判決
東京高裁令和4年9月14日判決
---------------------------------------------------------
大手自動車メーカーの外国子会社が、自動車購入者との間でクレジット契約を行い、その債権について他の外国会社と保険契約を締結。その会社はさらにメーカーのタックスヘイブン子会社との間で再保険契約を結び、その子会社に保険料が支払われた。税務当局はタックスヘイブン対策税制(CFC税制)を適用し、子会社の所得を合算課税。メーカーはこれを不服として提訴したが、一審では敗訴。続く控訴審・東京高裁はメーカーの主張を認容し、CFC税制の適用除外要件である「非関連者基準」に該当すると判断した。
---------------------------------------------------------
詳細は税理士情報サイトに有料会員登録の上、ご覧ください。
有料会員の方は、「税務判決・裁決例アーカイブ」をご覧ください。