3月15日
●4,900万円脱税の疑いで横浜の塗装会社と代表を告発
東京国税局査察部は、法人税約4,900万円を脱税したとして、塗装工事業の株式会社サンヨーテック(神奈川県横浜市旭区)とK代表(59)を、横浜地検に告発した。手書きの請求書に一桁多く書き込む手法で架空経費を計上する等して、令和3年7月までの3年間に約1億9,000万円の所得を隠した疑い。脱税資金は投資目的での高級外車売買に充てられていたもよう。
3月17日
●4,000万円脱税の疑いで札幌の建築会社と代表らを告発
札幌国税局は、法人税等約3,998万円を脱税したとして、建築業の株式会社エコプロ(北海道札幌市白石区)と代表取締役のS1容疑者(49)、及び経理事務代行会社役員のS2容疑者(39)を、札幌地検に告発した。平成31年3月期と令和2年3月期の決算において、共謀して架空の外注加工費を計上する等して経費を水増しし、約1億6,000万円の所得を隠した疑い。
3月18日
●5,500万円脱税で大和市の土木工事会社の実質経営者らを起訴
横浜地検は、消費税等約5,500万円を脱税した等として、土木工事業の株式会社ダイショウ(神奈川県大和市)の実質的経営者・O被告(53)と役員のF被告(58)を、在宅起訴した。令和元年8月までの3年間、従業員の給料について外注費と偽って計上・申告し、消費税納税を免れていたという。
●2,300万円脱税で綾瀬の空調施工会社代表を起訴
横浜地検は、消費税等約2,300万円を脱税した疑いで逮捕されていた、冷暖房・空気調和設備施工等の株式会社大上空調サービス(神奈川県綾瀬市)の代表・K被告(64)を起訴した。
3月20日
●1億6,700万円脱税で川口の土木工事会社と役員を起訴
高松地検は、法人税等1億6,700万円余を脱税したとして、土木工事業の株式会社MIYABI(埼玉県川口市。昨年まで香川県丸亀市に本店)と役員のF被告(45)を、法人税法違反等の罪で在宅起訴した。令和2年10月までの3年間、架空の経費を計上等して、約4億8,800万円の所得を隠したもよう。脱税資金は代表者からの借入金という形で会社に戻していたという。