7月19日

●1億円超脱税で札幌の個人不動産業者を起訴

札幌地検は、約1億500万円を脱税したとして、個人で不動産業を営むＹ被告（74、札幌市中央区）を在宅起訴した。売上を実態のない会社名義で受領する等して所得を隠した上、平成30～令和2年分の確定申告書を提出せず、所得税約8,300万円と消費税約2,200万円を免れたという。

7月20日

●1億円脱税の疑いで多治見の不動産会社と実質経営者を告発

名古屋国税局は、約1億円を脱税したとして、不動産賃貸業・株式会社国府町開発（岐阜県多治見市）と、実質的経営者で弁護士のＩ氏（49、名古屋市東区、愛知県弁護士会所属）を、法人税法違反等の疑いで名古屋地検に告発した。令和元年11月までの1年間、同社が岐阜県高山市に所有する商業施設の土地・建物を大手小売業者に貸した際の賃貸収入等約4億4,000万円の所得を隠したとみられる。

●8,600万円脱税の疑いで大阪市の不動産会社社長を逮捕

大阪地検特捜部は、大阪国税局査察部と合同で捜査の上、法人税・消費税等約8,600万円を脱税したとして、不動産業・株式会社ファイブランド（大阪市中央区）の社長であるＴ容疑者（64、堺市堺区）を、法人税法違反等の疑いで逮捕した。東京都内の不動産取引での手数料収入を売上に計上せず、平成30年3月期に約2億7,500万円の所得を隠したとみられる。

7月24日

●飲酒運転の疑いで岡山市の税理士を逮捕

岡山中央署は、道交法違反（酒気帯び運転）の疑いで、税理士のＫ容疑者（49、岡山市北区）を逮捕した。7月15日午前1時頃、岡山市の国道53号線で飲酒運転をした疑いがあり、駆けつけた警察官が呼気検査を求めたものの拒否されたため、血液を調べたところ基準値の2倍以上のアルコールが検出されたことから、24日の逮捕となった。