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税理士向けニュース記事

税の事件簿(12月6日~12月12日)

2023年12月15日
12月7日
●無資格で税理士業を行った父娘を逮捕
埼玉県警生活経済課と川越署の合同捜査班は、無資格で税理士業務を行ったとして、Y1容疑者(87、司法書士・行政書士)と娘のY2容疑者(57、無職)を、税理士法違反の疑いで逮捕し、自宅兼士業事務所(埼玉県川越市新宿町)を家宅捜索した。今年2~9月、業として依頼を受けて確定申告書等25通を作成し、1件当たり数万円の報酬を得た疑い。関東信越国税局が今年10月に告発していた。事務所は個人数十人・法人数十社の顧客を抱えており、両容疑者は過去数十年にわたり同様の行為をくり返していたともみられる。

●島根県、障害者支援委託料で消費税未払い
島根県は、社会福祉法人等に委託する障害者相談支援事業の委託料について、7,553万円の消費税未払いがあったと公表した。延滞税は約460万円。

12月8日
●差押え一部返金後に再び差押え訴訟、地裁で原告敗訴
大阪地裁は、税務署の差押えが違法とされ一部返金された後、国税局が改めて差し押さえたことの是非が争われた裁判で、原告側の請求を棄却した。原告の男性(56、滋賀県)は、もともと平成14年分の所得税約6万5,000円を滞納し、延滞税を含む約17万円の徴収名目で、平成28年に滋賀県草津税務署に預金約10万円を差し押さえられたことについて、差押えの際は生活保障のため一定額を残すよう定めた国税徴収法に違反するとして提訴し、令和元年の大阪高裁で勝訴して約2万5,000円の返還を受けていた。その後令和3年、大阪国税局から上記滞納を理由に、上記約2万5,000円も含め再び預金を差し押さえられたため、今回の提訴に及んだもの。男性は控訴の意向。

●南阿蘇村、源泉所得税の徴収漏れ
熊本県南阿蘇村は、熊本西税務署の調査で所得税等560万円の徴収漏れを指摘されたと発表した。土地の調査等を委託した個人事業主への委託料や、小中学校の学校医・非常勤講師の給与について、源泉徴収をしていなかった。延滞税は約60万円。

12月12日
●令和5年の漢字「税」
公益財団法人日本漢字能力検定協会(京都市)は、毎年主催している1年の世相を漢字1文字で表す「今年の漢字」について、令和5年は「税」(ゼイ・みつぎ)と発表した。「税」は5,976票を集め、平成26年以来2度目の第1位となった。