1月24日
●入浴施設で窃盗容疑、国税職員逮捕
神奈川県警横浜水上署は、現金等が入ったバッグを盗んだとして、東京国税局職員のM容疑者(46、横浜市港南区)を、窃盗の疑いで現行犯逮捕した。24日午前1時頃、横浜市中区の入浴施設にて、ベンチで仮眠していた被害者の男性から現金約13万円等が入ったセカンドバッグを盗んだとみられる。被害者の男性がすぐに気付いて取り押さえ、通報した。容疑者は容疑を否認している。
●栗東市立施設で消費税過徴収
滋賀県栗東市立森林体験交流センターで、税込である利用料金にさらに消費税を上乗せし、令和4年4月~5年12月にかけて約1,400人から計31万円余を過徴収していたことが、市の調査でわかった。指定管理者のミスによるもの。なお、市は昨年10月にこの問題を把握していたにもかかわらず、その後も2か月間是正されていなかった。
1月25日
●4年度法人税、政策減税で1.3兆円減収
自民党の財務金融部会は、政策減税により令和4年度の法人税額が少なくとも1兆3,289億円減ったとする調査結果を示した。内訳は、研究開発税制で7,636億円、賃上げ税制で5,150億円など。
1月26日
●熊本県、自動車税で過徴収
熊本県は、自動車税の課税に誤りがあり、令和5年度までの5年間で約1,034万円(のべ1,899台分)の過徴収があったと発表した。令和元年度の県税条例改正の際、規定の漏れがあったもの。
●宮崎県、自動車税で過徴収
宮崎県は、自動車税の課税に誤りがあり、令和5年度までの5年間で約482万円(のべ904台分)の過徴収があったと発表した。なお、山口県、茨城県、熊本県でも同様のミスがあったことが判明している。
1月29日
●1億700万円脱税の疑いで実質経営者と会計士・税理士を告発
東京国税局は、法人税等約1億700万円を脱税したとして、薬局運営等の株式会社白金メディカルサポート(東京都港区、解散)の実質経営者だったH氏(82、同杉並区)と、同社の関与税理士だったT公認会計士・税理士(64、神奈川県横浜市青葉区)を、法人税法違反等の疑いで東京地検に令和5年6月27日付で告発した。港区白金の再開発により病院跡地に建てられたビルほか不動産の売買の利益を圧縮するため、共謀して架空の経費を計上する等して、令和3年8月期までの2年間の所得約4億3,700万円を秘匿したとみられる。既に修正申告を済ませたという。
1月30日
●河津桜まつり実行委、消費税未納か
静岡県河津町や観光協会などで構成される「河津桜まつり」の実行委員会は、過去5年間の露店出店料や臨時駐車場利用料、計1億4,400万円余について消費税未納の可能性があるとして、下田税務署と協議に入った。