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商品詳細

こんなときどうする?部活動の地域移行に伴う法律相談 学校・指導者・関係者の法的責任と対応

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注文番号 書籍
仕様 2023年12月刊
著者・編者 弁護士 山本 翔 著
サイズ A5判
入り数 1(176ページ)冊
ISBN 9784539730140
定 価 1,980円 (本体価格:1,800円)
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在庫状況 在庫あり

概要

学校・指導者・関係者の法的責任と対応

少子化や教員の働き方改革が進む中で、国は学校の部活動について、これまでの学校主体から地域主体への移行を進めています。
部活動が学校の管轄から離れることで、これまでになかった法的論点が生じますが、これをわかりやすく解説する資料はありません。
関係者が安心して活動するためにも、法的責任論や加入するべき保険について学ぶ必要があります。

本書では、部活動の地域移行をめぐり知っておきたい法律知識について、対話とQ&Aでわかりやすく解説します。
学校教員、クラブ指導者、保護者など、部活動地域移行に関わるすべての人に贈る、必読の1冊!

詳細

[目次]
平成19年3月 慶應義塾大学大学院法務研究科修了
平成20年12月 弁護士登録(第二東京弁護士会)
        弁護士法人大江橋法律事務所東京事務所に入所
平成27年4月 子どもの権利に関する委員会副委員長(第二東京弁護士会)
平成28年2月 法務省民事局付(任期付公務員として、法律案の立案等の業務に従事)
平成31年4月 法務省民事局調査員(令和2年3月まで)
令和5年4月 子どもの権利に関する委員会副委員長(第二東京弁護士 会)
令和5年10月 荒川区子どもの権利擁護委員

このほか、一橋大学大学院法学研究科ビジネスロー専攻の非常勤講師(現代取引法)としても活動。著書として「民事執行入門」(金融財政事情研究会、2022年)など。
 
[目次]
第1章 部活動の地域団体の立上げ
STORY ★ 部活動の地域移行とは? ★ 誰が部活動を運営するの? ★ 生徒が怪我をしたら誰の責任?
Q&A Q1.部活動地域移行の背景 Q2.部活動を行う義務 Q3.部活動の負担軽減の方向性 Q4.受け皿団体となる組織 Q5. 学校主体の部活動と地域の受け皿団体が主体の部活動の違い Q6.受け皿団体に必要な規約

第2章 部活動における事故‐ 責任の概要編
STORY ★ 法的責任とは? ★ 法的責任は誰が負う?
Q&A Q7.生徒本人や保護者の法的責任 Q8.教員や指導者の法的責任 Q9.部活動指導員の法的責任 Q10.依頼元である地方公共団体の法的責任 Q11.見守りボランティアの法的責任

第3章 部活動における事故‐ 事故ごとの類型編
STORY ★ プレーに内在する事故 ★ プレーとは直接関係しない事故
Q&A Q12.プレーに起因する怪我 Q13.サッカー部での事故 Q14.水泳部での事故 Q15.野球部での事故 Q16.テニス部での事故 Q17.陸上部での事故 Q18.柔道部での事故 Q19.熱中症での事故 Q20.落雷での事故 Q21.ボランティアが指導中の事故 Q22.文化系部活動での事故 

第4章 部活動における事故‐ 責任軽減・保険編
STORY ★ 「責任を追及しない」と誓約してもらったら? ★ どのような保険に入ったらいいの?
Q&A Q23.責任を免除する誓約書の有効性 Q24.外部の受け皿団体のための保険 Q25. 生徒自身を被保険者とする賠償責任保険 Q26.PTAが加入する保険の適用 

第5章 部活動の中で生じたいじめ・トラブル 
STORY ★ どういう行為が“いじめ”になるの? ★ いじめの加害者は常に法的責任を負う? 
Q&A Q27.いじめの定義 Q28.いじめ防止対策推進法 Q29.加害側の法的責任 Q30.責任の所在 Q31.調査時の留意点 Q32.加害者の退部 Q33.教員でない指導者の責任 Q34.トラブルの解決策

第6章 部活動における指導の在り方
STORY ★ 入部する生徒を制限できないの?
Q&A Q35.入部の制限 Q36.選考基準の考え方

第7章 地域移行後部活動における学校・先生の関わり方
STORY ★ 先生は報酬をもらって外部の受け皿団体が運営する部活動に参加できる? ★ 先生は平日の勤務時間内にも外部の部活動に参加できる? 
Q&A Q37. 公立学校の教員による受け皿団体への関与 Q38. 私立学校の教員による受け皿団体への関与 Q39.法的責任への留意点 Q40.学校施設を利用する際の手続き Q41.部費の取扱い