人的資本可視化指針(改訂版)(案)に関するパブリックコメント募集が実施されています
1月20日、内閣官房は、人的資本可視化指針(改訂版)(案)に関するパブリックコメント募集を開始しました。
これは、「経済財政運営と改革の基本方針 2025」(令和7年6月公表)等において人的資本に関する開示の拡充が提言されたのを受け、企業内容等の開示に関する内閣府令を改正し、令和8年3月31日以後に終了する事業年度に係る有価証券報告書等において、新たに「企業戦略と関連付けた人材戦略及びそれを踏まえた従業員給与等の決定方針」「従業員の平均給与の対前年比増減率」の開示が求められる等に対応したものです。
骨子案では、次のような内容が示されています。
【人的資本投資およびその可視化の意義】
●日本経済の力強い成長に向けて、人的資本投資については、投資量の拡大にとどまらず、企業価値の向上につながる質の高い投資の拡大に向けた取組みが重要。
●その上で、企業における人的資本投資のポイントとして、以下のような内容が考えられる。
・重要なスキルを持つ人材に対する投資
・ジョブ・スキルに基づく処遇制度の導入
・女性活躍
【改訂版の人的資本可視化指針について】
●改訂版の人的資本可視化指針では、経営戦略と人材戦略の連動の可視化に関する、より具体的な考え方を示している。
●今後、生成AIなどの革新的技術の急速な進展や人口減少などに伴い、経営環境や業務プロセスが大きく変化することが予想される中、企業の経営戦略・成長戦略を達成するために将来必要となる人材ポートフォリオをできるだけ鮮明に描くことがまずは肝要である。
●こうした「あるべき組織・人材の姿」を明確にし、それを踏まえた人的資本に関する課題に対処するための「必要となる人的資本投資」を整理することにより、自社にとっての経営戦略と連動した人材戦略を明確にすることが可能になると考えられる。
【開示にあたって投資家が期待する要素】
●ガバナンス:人的資本関連のリスクおよび機会をモニタリングし、管理し、監督するために用いるガバナンスのプロセス、統制および手続き
●戦略:人的資本関連のリスクおよび機会を管理する企業の戦略(人材戦略)
●リスク管理:人的資本関連のリスクおよび機会を識別し、評価し、優先順位付けし、モニタリングするために用いるプロセス
●指標および目標:人材戦略に関して企業が用いている指標および目標
【人材戦略・人的資本投資の可視化にあたってのポイント】
●人材戦略と可視化の考え方
1:指標と目標の設定
2:人的資本の可視化とモニタリング
●人的資本の可視化・開示のポイント
可視化の前提:経営戦略と連動した人材戦略
取締役会におけるガバナンス体制の構築
1:指標と目標の設定
2:人的資本の可視化とモニタリング
3:人的資本情報の開示
詳細は、下記リンク先にてご確認ください。