建設業の人材確保・育成に向けた令和9年度予算概算要求の概要が公表されています
9月4日、厚生労働省と国土交通省は、建設業の人材確保・育成に向けた令和9年度予算概算要求の概要を公表しました。
重点事項として、次の3つを挙げています。
1 人材確保
2 人材育成
3 魅力ある職場づくりの推進
これらを進めるための施策のうち、来年度に新規に開始したり拡充を要望したりしているのは下記です。
●技術者制度の合理化による技術水準と供給力の確保検討経費
→ 施工管理を担う技術者の処遇改善や担い手確保、生産性向上のため、より合理的で納得感が高く、技術者の価値が高く評価・信頼される制度への具体的見直しに必要な調査、システム設計、効果検証等を実施
●建設技能者の処遇改善の推進
→ 改正建設業法に基づき、適正な労務費・賃金等の確保・行き渡りに係る新たな商習慣の定着に向けて、「労務費に関する基準」の実効性確保策等を行う
●建設業への入職促進に向けた戦略的な魅力発信
→ 17の戦略分野の下支えとなる建設産業の中長期的な担い手確保のため、①就業有望層やその保護者等への魅力発信について業界内でのノウハウ展開等を図るとともに、②女性をはじめとした多様な人材が活躍・定着できる環境整備を促進する
●建設産業の供給力強化事業
→ リ・スキリングの推進に併せて、それと密接不可分である処遇改善や生産性向上を両輪として進め、これらを実現する姿を戦略的に発信していくため、業界による供給力強化に係る計画的取組みへの支援(実証・加速化等含む)を行う
●建設事業主等に対する助成金による支援
→ 人材確保等支援助成金建設キャリアアップシステム等活用促進コースの雇用管理改善促進事業において、中小建設事業主が実施するCCUSを活用した雇用管理改善の取組みを支援する
→ 人材開発支援助成金(建設労働者技能実習コース)について、CCUSカード登録者の場合は賃金助成額を1.1倍にする
→ 人材開発支援助成金(建設労働者技能実習コース)について、一部資格試験の受験費用を経費助成の対象とする
●ハローワークにおける人材不足分野のマッチング支援
→ 医療・福祉、建設、警備、運輸などの分野へのマッチング支援を強化するため、ハローワークに「人材確保対策コーナー」を設置し、関係機関等と連携した人材確保支援を実施する
→ 「人材確保対策コーナー」を中心に、ハローワーク利用者に対してCCUS制度を周知するとともに、建設業の就職を希望する求職者に対してCCUS登録済み建設事業主の求人情報を提供し、応募を勧奨する
●働き方改革推進支援助成金による支援
→ 働き方改革推進支援助成金(団体推進コース)、働き方改革推進支援助成金(業種別課題対応コース)により労働時間の短縮等に関する取組み等に対し、引き続き助成を行う
●雇用管理責任者等に対する研修の実施
→ 「基礎講習」に加え、「コミュニケーションスキル等向上コース」を建設業の雇用管理責任者等に対して実施する
詳細は、下記リンク先にてご確認ください。