機械の無人運転における安全確保等に関する検討が始まりました
11月25日、第1回機械の無人運転における安全確保等に関する専門家検討会が開催され、機械の無人運転における安全確保等に関する検討が始まりました。
本検討会は、近年、産業の場に登場しつつある無人運転の機械を使用した作業を行う際に、機械周辺の作業者の危険防止や適切な運転操作の実施等の観点から、労働災害防止のために必要な措置を検討するために設置され、機械の使用が想定される具体的な作業ごとに必要となる労働災害防止のために必要な措置や技能水準等を決定するための基本的な考え方の整理を行います。
資料によれば、「無人運転機械を使用した作業における労働災害防止のために必要な措置等として、例えば以下が考えられる」とされています。
●他の機械等との衝突、周辺作業者への接触防止
●運転操作性の確保
●停止時・トラブル時の安全確保
●運転者(操作者)に求められる技能の確保
今後は、下記の機械を対象に関係団体等からのヒアリングを経て令和8年6月に中間取りまとめを行い、以降、労働安全衛生法令に無人運転を行う場合の安全義務や技能要件を明記するなどの具体的な措置を検討するとされています。
●車両系建設機械
●車両系荷役運搬機械
●クレーン
●車両系木材伐出機械
●農業機械(トラクター等)
詳細は、下記リンク先にてご確認ください。