「今後の人材開発政策の在り方に関する研究会 報告書」が公表されています
7月7日、厚生労働省は、「今後の人材開発政策の在り方に関する研究会 報告書」を公表しました。
人材開発政策により目指すべき社会の姿として、次の3つを掲げています。
● 個々人が、職業人生を通じて、技術発展や産業構造の変化に応じて自律的にキャリアプランを描き、スキルの向上に取組み適職選択を行うことで、自己実現や処遇等の向上につなげていくこと。
● 企業が、技術発展や経営環境の変化に応じ、人材開発に積極的に取組むことを通じて労働生産性を高め、その成果を処遇や人材開発に適切に投資することで継続的に発展すること。
● 経済社会が、労働市場における人材開発と人材の需給調整の仕組みを通じて、労働者が能力を高め、その能力を十分に発揮できる仕事に就くことができるようにすることで発展すること。
また、これらを実現する上での課題として、次の4つがあるとしています。
●企業・労働者による人材開発の取組みの促進
●労働供給制約への対応
●労働者の自律的・主体的キャリア形成の促進
●デジタル技術の進展等による産業構造等の変化への対応
さらに、今後の人材開発政策の基本的方向については、次の4つを示しています。
●労働市場でのスキル等の見える化の促進
●個人のキャリア形成と能力開発支援の充実
●企業の人材開発への支援の充実
●人材開発機会の拡大、技能の振興
詳細は、下記リンク先にてご確認ください。