厚生労働省が「平成31年における労働災害発生状況について(2月速報値)」を公表しました。
これによると、今年1月の労働災害の死亡者数は35人で前年同期比で12人減少(25.5%減)、休業4日以上の死傷者数は3,547人で昨年より267人の減少(7.0%減)になりました。
業種別の休業4日以上の死傷災害発生状況では、製造業814人(前年同期比-83人、9.3%減)、建設業483人(+24人、5.2%増)、陸上貨物運送業462人(-75人、14.0%減)、第三次産業1,484人(-132人、8.2%減)でした。
事故の型では、転倒が970人(前年同期比-334人(25.6%減)、次いで墜落・転落が700人(+23人、3.4%増)で、以下、「はさまれ・巻き込まれ」、「動作の反動・無理な動作」、「切れ・こすれ」、「交通事故(道路)」の順でした。
新年に入り、第三次産業での労災発生が減少に転じているのが特徴です。