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中小企業の資金調達 大全
概要
詳細
[著者略歴]
ダンコンサルティング株式会社 代表
税理士・経営戦略コンサルタント
1976年に税理士を登録するとともに、中小企業の経営戦略コンサルティング会社を設立。20代後半から40歳まではあらゆる業種の中小企業の再建や経営改善に関わり、その後45年に渡り「継続」をテーマとして、企業哲学、理念を軸とした社外役員的な立場でのコンサルティング業務を一貫して行っている。
ファイナンス戦略においては、多くの中小企業・中堅企業に直接金融の視点を重視した手法を提案するだけでなく、ベンチャーキャピタル(VC)的な立場でも企業と関わっている。
全国の公的機関や経営者団体などでの講演・講義・社員教育の回数は1,500回を超え、経営・不動産・資金・税務・相続などに関する著書も多数出版している。
[目次]
第1章 中小企業の資金調達の基本的な考え方
Ⅰ 資金不足の原因と改善法
1 新規の出店計画
2 資金不足の理由を知る
3 原因別の対処法
4 債権・債務を改善する
5 資金こそ企業継続の絶対必要条件
Ⅱ 資金調達の8つの視点
1 「資金調達 = 金融機関」という思い込み
2 資金調達の優先順位
3 資金調達を考えるための基本
4 クラウドファンディングで近づく投資家との距離
Ⅲ 資金調達の実例集
1 徹底した資金運用の見直しでスピード改善
2 事業再編を使ってピンチ脱出!?
3 起業時のファイナンス戦略の作り方
第2章 資産から資金を調達する〈アセットファイナンス〉
Ⅰ ケーススタディで見るアセットファイナンス
1 手持資産の処分で資金を捻出する時の注意点
2 長期投資コストを見直し、財務体質を改善
3 設備資産の見直しとリースバックの有効活用
Ⅱ 資産から資金を生む15の方法
1 資産を資金化する4つの手順を知る
2 社内休眠資金を発掘する
3 使わない資産を資金化する
4 売掛債権を期日前に回収(ファクタリング)する
5 売掛債権を期日前に回収(AI活用)する
6 適正在庫の把握と在庫処分の方法を知る
7 在庫のままで資金を生む
8 貸付債権を上手に回収する
9 リースによる資金調達を考える
10 セール&リースバック方式を活用する
11 保険積立金を再検証する
12 経営セーフティ共済を見直す
13 差入保証金を見直す
14 無形固定資産を資金化する
15 資産担保証券で調達する
第3章 負債で資金を調達する〈デットファイナンス〉
Ⅰ デットファイナンスの基本的な考え方
1 赤字の会社は金融機関から借りるな
2 中小企業の財務体質の弱点
3 金融機関から見た会社の評価を知る
4 借入金返済のための4つの出口戦略
Ⅱ 負債で資金を調達する12の方法
1 顧客から「前受金」で調達する
2 社内預金制度を復活させる
3 現代版「頼母子講」を作る
4 リスケジュールで資金を生み出す
5 既存の借入金を一本化する
6 ビジネスローンを活用する
7 動産・債権担保で調達する
8 契約者貸付制度を活かす
9 企業継承の資金を作る
10 公的融資制度を選択する
11 少人数私募債を発行する
12 特定社債保証制度を使う
Ⅲ 少人数私募債の活用法
1 少人数私募債はオーダーメイドの調達法
2 私募債発行のメリットを理解する
3 私募債の発行から管理までの手順を知る
4 少人数私募債の実践的な活用法
第4章 資本で資金を調達する〈エクイティファイナンス〉
Ⅰ エクイティファイナンスの基本的な考え方
1 中小企業が株式発行を行う基本条件
2 中小企業の直接金融のゾーン
3 小さな会社でも「資本」で資金調達できる
4 新株発行には様々な種類がある
Ⅱ 資本で資金を生む14の方法
1 株主割当や第三者割当などで調達する
2 第三者割当増資で共同化を図る
3 ベンチャーキャピタルを活用する
4 中小企業投資育成会社を活用する
5 「エンジェル」を探し出す
6 エンジェル税制を理解する
7 設計自由な「種類株式」を発行する
8 新株予約権を付与する
9 従業員持株会から調達する
10 クラウドファンディングで調達する
11 事業譲渡や業務提携による資金調達
12 マネジメント・バイアウト(MBO)を活用する
13 株式上場による資金調達
14 「中小企業ファンド」を活用する
第5章 新型コロナウィルス感染症の資金繰り支援対策
1 経済産業省による新型コロナウイルス対策
2 厚生労働省による新型コロナウイルス対策
3 その他の国の省庁による新型コロナウイルス経済対策