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新しい常識「家族間契約」の知識と実践
概要
これからは「親しき仲にも契約あり」
家族間において、お金の貸し借りや贈与、死後の手続きなどについては、口頭ですませてしまいがちです。
家族だから、ということでわざわざ契約を交わすなどという発想がそもそもなく、後々財産をめぐるトラブルなどにつながることもあります。
昨今は、超高齢化社会になり、相続や終活に関する意識が高まってきていますが、本来一番心を許せるはずの家族の間でも「言った」「言わない」という口約束によるトラブルが増え、家族だからと言って「暗黙の了解」では物事がすまなくなってきています。
たとえば、お金の貸し借りにしても、金銭消費貸借契約を交わして返済や利息の収受等をしっかりやっていないと、税務署から贈与ではないかと認定される恐れがあります。
家族間でも可能な限り契約を締結することがトラブル回避には有効であるとともに、挙証資料としても有効性を発揮します。
そこで、本書は「親しき仲にも契約あり」を実現する「家族間契約」の啓発書として、その作成手順と留意点を、具体的なひな型等を用いながら解説します。
詳細
[目次]
第1章 契約の基本的知識と家族間契約の概要
第2章 現金・不動産の売買と貸借
第3章 さまざまな贈与
第4章 夫婦間の契約
第5章 扶養と財産管理
第6章 家族信託
第7章 相続と遺産分割
第8章 配偶者居住権
第9章 おひとりさま用の契約