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商品詳細

顧客拡大に役立つ 士業のための補助金申請支援入門

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注文番号 書籍
仕様 2025年6月刊
著者・編者 行政書士 米山浩史 行政書士 金子宣子 共著
サイズ A5判
入り数 1(256ページ)冊
ISBN 9784539731109
定 価 2,970円 (本体価格:2,700円)
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在庫状況 在庫あり

概要

補助金行政等に従事していた元経済産業省職員が実務に必要な知識やノウハウ、テクニックを伝授!

近年、補助金申請支援を通じて顧客拡大を図りたい士業が増えていますが、補助金に関する正しい知識やルールを知っておかなければ不正受給につながりかねません。
また、要件を満たせば必ず採択されるわけではなく、申請書や事業計画書の作成にテクニックが必要です。
本書は、経済産業省OBである著者が補助金の知識や企業への情報提供、書類の作成、他業務への展開、トラブル対応など、業務に取り組むためのノウハウ、テクニックをわかりやすく解説します。
また、購入者特典として、業務委託契約書、事業計画書の作成例、ヒアリングシートが付きます。

詳細

[目次]

序章 補助金支援業務の準備
1. 補助金支援業務関連の法律                       
(1)補助金適正化法
(2)行政書士法
2. 補助金支援業務の必要なスキル
(1)事業分析能力
(2)財務分析能力
(3)文書作成能力
(4)PCスキル
3. 補助金支援業務の必要な道具・ツール 
(1)WindowsのPC及びMicrosoft Office
(2)プリンター、スキャナー
(3)ボイスレコーダー
(4)生成AI
(5)電子申請・GビズIDアカウント取得
4.補助金支援業務の関連用語

第1章 補助金に関する基礎知識
1.基礎知識の重要性
2.補助金とは
3.補助金制度の共通ルール(厳選12か条)
(1)その1:原資は税金である
(2)その2:必ず採択されるわけではない
(3)その3:補助金は後払いが原則
(4)その4:二重受給の禁止
(5)その5:事前着手の禁止
(6)その6:受給額は交付決定額が上限
(7)その7:記録に残る取引きを行うことが必要
(8)その8:目的外使用の禁止
(9)その9:無許可での財産処分の禁止
(10)その10:計画内容の変更には承認が必要
(11)その11:収益納付の義務
(12)その12:不正受給には厳罰
4.補助金の採否判定の基本
5.補助金制度の共通ルール(厳選12か条)を知らなかったら、、
6.申請から補助金受給までの流れ(概要)
(1)フェーズ0:事前準備
(2)フェーズ1~2:公募開始~申請受付
(3)フェーズ3:審査
(4)フェーズ4~5:補助金交付候補者決定~交付申請・決定
(5)フェーズ6:補助事業実施期間
(6)フェーズ7:確定検査(交付額の決定)
(7)フェーズ8~9:補助金の請求~補助金の支払
7.他の制度との違い
(1)融資との違い
(2)助成金・給付金との違い
8.予算について
(1)当初予算について
(2)補正予算について
(3)予算編成の流れ
(4)注視すべき時期
9.不正受給のリスクと罰則について
10.認定支援機関の取得とその活用
(1)認定支援機関制度とは
(2)認定支援機関になるには

第2章 補助金支援業務について
1.補助金の情報収集
(1)ミラサポplus(経済産業省・中小企業庁)
(2)J-Net21(独立行政法人中小企業基盤整備機構)
(3)各省庁のHP
(4)商工会議所・商工会
(5)都道府県や各市町村のHP
2.集客方法
(1)SNS
(2)HP
(3)クラウドソーシング
(4)セミナー
(5)チラシ・DM
(6)交流会・団体参加
(7)他士業連携
3.初回面談から契約の流れ
(1)初回面談~制度説明・要件適合性
(2)初回面談~ヒアリング
(3)見積提示・報酬設定
(4)契約(受任)
4.電子申請
(1)申請準備として「GビズIDプライム」のアカウントを取得
(2)代理申請手続き

第3章 押さえておくべき補助金
1.小規模事業者持続化補助金
(1)申請要件
(2)補助率・補助上限額
(3)補助対象経費
(4)申請の注意点
2.ものづくり補助金
(1)申請要件
(2)補助率・補助上限額
(3)補助対象経費
(4)申請の注意点
3.事業承継・M&A補助金 
(1)申請要件
(2)補助率・補助上限額
(3)補助対象経費
(4)申請の注意点
4.IT導入補助金
(1)申請要件
(2)補助率・補助上限額
(3)補助対象経費
(4)申請の注意点

第4章 補助金受給までの流れ(公募から採択まで)
1.申請全体のフロー
2.申請書・事業計画書作成
(1)申請書・応募者の概要
(2)申請書・経営計画書
3.必要書類取得 
(1)事業支援計画書(様式4)
(2)「特定創業支援等事業」証明書
4. 申請から採択発表まで

第5章 事業計画の策定(採択を勝ち取るためのポイント)
1.ヒアリングの重要性と確認すべき事項
(1)申請要件の確認
(2)補助事業を実施する時期の確認
(3)経費の内容の確認
(4)補助金申請額と資金繰りの確認
(5)不明な点は曖昧にしない
2.事業計画策定の具体的手順
(1)ヒアリングで得られた情報の整理、分析
(2)市場に関する情報収集
(3)SWOT分析による計画の強化
(4)事業計画書の作成
(5)計画全体の確認
3.採択に向けた事業計画書の作成とポイント
(1)採択に向けた事業計画書作成の4原則
(2)表現方法のテクニック
(3)事業計画における数値計画の策定と表現
4.AIツールの活用と留意点
(1)検索型AIの活用
(2)文章生成AIの活用
(3)公募要領の理解にAIを活用
(4)AI活用にあたっての注意点

第6章 補助金受給までの流れ(採択から受給まで)
1.採択後の流れ
2.不採択の際の対処
(1)不採択理由の確認と分析
(2)再申請の検討
(3)他の補助金あるいは融資等の検討
3.交付決定 
4.実績報告
(1)実績報告での証拠書類
(2)証拠書類以外の作成書類
(3)申請枠による必要書類
(4)補助対象外となる支払方法
(5)実績報告での注意点
5.確定検査
6.額の確定通知・精算払い請求・受給
7.事業効果報告 

第7章 他の業務への展開
1.融資に関する依頼への展開
2.法人設立に関する依頼への展開
3.顧問・コンサルタント契約に関する依頼への展開
4.事業承継に関する依頼への展開
5.相続に関する依頼への展開
6.契約書作成に関する依頼への展開
7.助成金事業への展開(主に社会保険労務士)
8.許認可業務への展開(主に行政書士)
9.経営革新計画に関する依頼への展開(認定支援機関)

第8章 トラブル事例
事例1:申請後の事業計画変更によるトラブル
事例2:虚偽申請の強要トラブル
事例3:業務範囲の認識齟齬によるトラブル
事例4:事業者からのレスポンス遅延によるトラブル
事例5:補助金の交付決定前に既に購入してしまった
事例6:許認可が受けられない場所での事業計画
事例7:補助対象外である現金で支払ってしまった
事例8:不採択だったが4回も無料で再申請をすることに